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実は、この災害時電源供給自動切替盤『緊急のQちゃん』は, 2011年の大震災の時に大活躍をしたんです。
どんないきさつで作られて、どういうものなのか、 是非続けてお読みください。
災害時電源供給自動切替盤を弊社では、『緊急のQちゃん』と呼んでいます。
2007年春に某石油元売様より、災害等停電時に可搬式の発電機による非常用電源で 安全で簡単に、ガソリンスタンドのマルチ(レギュラー、ハイオク、軽油)計量機と、 灯油計量機それぞれ一機づつ稼動させ、給油できるシステムを構築できないかと相談を受けました。

まず弊社としては、電力会社より供給される商用電源と、発電機電源の混色が無い様にする事を第一としました。 もし、発電機より電源を供給中に、発電機側に電力会社からの商用電源が入り込んだら、 間違いなく発電機(90Kg以上)は、10m以上吹っ飛びます。
この危険を回避し尚且つ、安全で、簡単な操作によって電源が切り替わる装置の製作に取り掛かったのです。

試作しては実験を繰り返し、安全性・耐久性を確認した結果、 同年8月に三重県のリニューアルするガソリンスタンドに取り付け、 元売本社の責任者の方もビデオカメラ持参の上立会いました。

その日は快晴、実際に電力会社の商用電源を停止させ、予め配線接続された、 緊急対応の計量機(マルチ、灯油)へ発電機より電源を供給した。 結果は・・・Good!!見事に全ての計量機は稼動したのです。

その後は、発電機を停止し商用電源を供給させると復旧し、通常運営となり完了。

これが『Qちゃん』の裏側 ⇒⇒⇒ Qちゃんの裏側

一連の撮影を終え、元売本社責任者の方より「追って沙汰を出す」と言われ、 一週間後『切り替える設備を地下タンクの漏洩検知のできる油面計と、計量管理のできるPOSを加えたうえで、 それぞれの機器をランプで確認できる様にとの要望が出る。』

要望に加え、発電機より電源が切替盤に送電された場合、赤ランプにて確認できる様にしたものが出来上がり採用に至る。

2008年、まずは中部地方より設置が始まり現在、 東北地方5県・関越地方6県・中部北陸地方8県・関西地方5県・四国地方4県合計28都府県へ設置させていただき、 現在も各地へ設置中です。


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