体の弱かった長男を病院に連れて行くと  おおむね出会うのがMeguちゃん
  いつも最初に  流行の風邪を拾って2人仲良く点滴仲間
  一緒に遊ぶ事はあまりなかったけれど  赤ちゃんの頃から小学校の
  低学年まで  仲良く点滴して  吸引して  ついでにお母さんともお友達

     弱くて  しょっちゅう病院通いのタッちゃんとMeguちゃん
     『ちゃんと、育つんかいな?』という親の不安もなんのその
     口も体力も達者な若者に現在進行形

 君たちはどこへでもいけるね
 新品の船に帆を張り  新しい地図に  新しい羅針盤
 いつでも見ているよ君たちを
 母さんもまだまだいける口だと思うけど  船は修理しながらでないと
 進めないから  のんびり行くよ

 『子供たちよ  高速でおおきくなぁれ!』と  思ったこともあるけれど
 あっという間の子育てに、もっと丁寧に接しておけばよかったと思う今日この頃
 君たちを育てたつもりでいたけれど
 本当は大人の私たちが育てられていたのだろうね

                      2006年9月  作品展の整理をしながら・・・